日本最多雨地帯といわれる大台ケ原。
その森林山岳から流れる吉野川は、日本
有数の水生昆虫を生み出している川と
いわれます。
大塔村と西吉野村の両漁協が合併して、平成19年に五條市漁協が誕生しました。
紀の川水系:吉野川とその支流である丹生川の全長150kmを管理しています。
及び熊野川水系:舟の川・宮谷川とその支流を管理しています。
吉野川・丹生川に天然遡上のアユが生息しています。
吉野川、宗川や舟の川のアマゴなど各地多様に楽しめます。
甘味、形、色つやとどれをとってもすぐれている柿で、五條・吉野地区では県内生産の約7割を占めています。五條市の富有柿は、生産量・味と名実ともに日本一です。
多数の街道や吉野川の水運など交通の便に恵まれ、南大和統治の中心地として栄えました。豪商が多く来客のおもてなしで出す「御菓子」にこだわったため、五條市は現在も多くのお菓子屋が営んでいます。
帰省シーズンの8月15日、1年で最もにぎわう「吉野川祭り」。夜店が約100店ほどが出る、みんなが楽しめるお祭りです。日本の花火文化の礎となった花火師「鍵屋弥兵衛」は五條市大塔町の出身とされています。
毎年4月の第1日曜日に行われている春の風物詩。晴れ着をまとった少女たちが願いの文を読み上げ、川辺にかがんで手作りの紙の雛を流れに放ち、祈ります。竹の皮の舟に乗った小さな雛たちは、女の子の病封じの意味だけにとどまらず、雛人形に託した禊ぎの行事でもあります。